おすすめ漫画【orange】

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orange

このページでは物語の序盤、導入部のみネタバレしています。
ストーリーの結末や、大筋を楽しむには影響がないよう気を付けております。

概要

全5巻 完結済
作者:高野苺 別冊マーガレット、月刊アクション

あらすじ

春の始業式の朝。
人生初の寝坊をした高宮奈穂の元に届いた一通の手紙。
差出人はなんと…10年後の自分だった。

その手紙には、未来のことが書いてあった。
始業式の日に寝坊すること、東京から成瀬翔という転校生が来ること、その日は翔を絶対に誘わないで欲しいこと、翔を好きになること…。
初めはいたずらかと思っていたが、その後も手紙に書いてあることが実際に起こり、翔に恋をした奈穂はその手紙を信じていく。

手紙に書かれていた10年後の自分が後悔していること、『10年後の今、翔はここにはいません。大切なものを失わないで。翔のことをしっかり見ていてあげて下さい。』
未来の自分の傍に、なぜ翔はいないのか?奈穂は翔を救い、10年後の後悔を消すことができるのか。
長野県松本市を舞台にしたSF青春ストーリーです。


参考画像

感想

ジャンル分けを考えたときに、SFにするか恋愛にするかで迷いました。
でもこの物語が本質として言いたいのはSFよりもやっぱり恋愛なのかなって。

10年後に後悔しないように、翔を救うべく奮闘する奈穂、すれ違っちゃう場面もあったけど、この一生懸命さが彼女の魅力です。
男ってどうしても少女漫画の主人公に惚れちゃうよね。
貴子、あずさ二人の女友達は奈穂の背中を押してくれる素敵な存在です。
こういう友人に恵まれるのも奈穂の魅力の一つでしょう。

男性目線でみると自己主張の強いタイプではない奈穂は、ウジウジしている翔よりも、やっぱり諏訪みたいないい奴と一緒になった方がいいんじゃないかなぁって、思っちゃいます。
まぁ恋愛、特に思春期の乙女心はそんな損得勘定に左右されるものではないのでしょう。
ただ、決して翔をディスってるわけではなく、実際翔は普通の男子高校生が一人で抱えるには重い悲しみを背負っています。(所詮、漫画だと言ってしまえばそれまでですが…)
とても優しくていい子なので、余計思い悩んでしまうのでしょう。
奈穂もとても優しい子なのでそんな翔を放っておけなかった…と自分では解釈しています。

手紙の最終日、Xデーが近づくにつれ、ストーリーは緊張感を増していきます。
そこから感動の最終回まで、6人の感情が怒涛の如く、読み手側に流れ込んでくる感じで胸がいっぱいいになる思いがしました。

男性陣の中では影が薄めな萩田ですが、持論を曲げない頑固なところもありますが、彼の存在のおかげで話がシリアスになりすぎず良かったと思います。
重要な相談をしている場面に現れた翔が、除け者っぽくならないよう場の空気を笑いに変えてしまうような、状況を見抜いて臨機応変に対応する影のMVP的存在だと思っています。
私は好きです。
逆走っぷり全開のあずさとの恋愛も是非見守っていただきたいと思います。

余談ですが、登場人物の苗字は東京都、長野県の地名に由来している…と思って調べ始めたら、どうも違うっぽい。
だって諏訪とか茅野とか上田とか…そういう意図だと思うじゃないすか。
成瀬は町田市、高宮は松本市にあるそうですが、村坂、萩田は見つけられませんでした。
ちなみに作中に登場する松本ぼんぼんっていうお祭りは実在しているそうです。(ぼんぼんってなんだ?)

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