おすすめ漫画【おやすみプンプン】

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おやすみプンプン

このページでは物語の序盤、導入部のみネタバレしています。
ストーリーの結末や、大筋を楽しむには影響がないよう気を付けております。

概要

全13巻 完結済
作者:浅野いにお 週刊ヤングサンデー、ビッグコミックスピリッツ
おやすみプンプン1巻表紙浅野いにお

あらすじ

転校生田中愛子に一目惚れをした小学生のプン山プンプン。
愛子はプンプンに、地球はやがて滅亡するから他の星に移住しなきゃいけないのだ、と教えてくれた。
愛子に喜んでもらいたいプンプンは、宿題の作文に「将来、宇宙に関する研究をして、移住できる星を探す」という夢を書く。

翌朝、プンプンが目覚めると、リビングは荒らされ、プンプンママが倒れており、プンプンパパが傷害容疑で逮捕されてしまう。
プンプンは一日中、警察の取り調べを受けることになり、学校へは行けず、その日は作文の発表もできなかった。

次の日、発表の機会を与えられたプンプンだったが、クラスメートにバカにされるのが嫌で、普通のサラリーマンになりたいと噓をつき、教室から逃げ出してしまう。
プンプンが残した作文の内容を読んだ愛子は、隠れていたプンプン(と教頭先生)を探し出し、かっこいい夢だと褒めてくれる。

その後、少しいい感じになる二人だが、プンプンの面倒を見に来た叔父小野寺雄一と、パワーを注入した水を売りに来た愛子の母が口論となり、転校前も母親の宗教的な活動が原因でいじめられていた愛子は、プンプンに知られたことでみんなに知られてしまうと思い、泣きながら逃げ出してしまう。
自暴自棄になり、鹿児島で新生活を始めたいと言い出す愛子。嫌われたくない一心で、一緒に鹿児島へこうと言うプンプンに愛子は言った、『裏切ったら殺す』と。


参考画像

おやすみプンプン田中愛子かわいい鳩

感想

プンプンとその血縁者は鳩のような外観をしています。
主人公のプン山プンプンも恐らく本名(?)です。
あえて存在しないであろう名前と、人間離れした外観で見せることで、人物像の想像を読者に一任した手法は、この作品に実にマッチしています。

私はこの作品を、ある意味でとてもまっすぐな純愛ストーリーだと思っております。
愛子に始まり、とても心優しく真面目なプンプンが、恋に、環境に、自らの無力さに、何度も心を砕かれ歪んでいく話です。
思春期を経て、大人になっていくプンプンは、都会特有な社会の闇に飲まれていきます。
途中、何度も周りの優しさに手を差し伸べられますが、持ち前の卑屈さで拒んでしまいます。

でもプンプンは、実はどこにでも存在しうる普通の青年なのだと思います。
自分も同じような状況であれば、同じようなことを思うのだろうなって場面もあり、とても他人事には思えませんでした。
社長のエピソードではプンプンのみならず、読んでいた私もその無力さを実感し、後味の悪い思いをしました。

本当にいろいろと考えさせらる作品です。
誰もが知っている不朽の名作ではないかもしれませんが、私を始め、とてもコアなファンが多い作品です。
是非、一度読んでみていただきたい。

とてもシュールでディープな浅野いにおの世界観に圧倒されてもらいたいです。

基本的には鬱展開で物語が進んでいきます。
精神的に健康でないときにはあまり読まないほうがいいかも…
グッドバイブレーション!

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